理解ある彼くんとの結婚まで【中編】
同僚の頃、職場帰り時間が重なると食事をとる仲になりました。
その中で、お互い思考が合う事(何となく会う行動が暗黙の了解でパターン化出来る・連絡まめじゃない)から、職を離れてからも私達は食事を共にする仲に。
この人といるとドキドキする・・!というより、お互い居て楽で気が合うという感じで十数回の食事を経て交際がスタート。
↑のような感じでグダグダゆるゆるスタートでしたが、本当に恐ろしい程自己肯定感が上がるレベルで大切にしてくれました。
店舗を任され忙しい中、私を優先し、最大限記念日を大切にし、プレゼントも沢山してくれる。
そしてそれを、ことごとく失くす私。
自分が発達障害だと自覚するまで、記念日を覚えてた事など皆無です・・。
今まで付き合った人は「訳が分からん(^q^)」で怒らせてきたのですが、彼は呆れながらも「しょうがないか」で終わらせてくれます。
私と彼の年の差は11歳。
それもあったのと優しさもあるのは勿論ですが、彼は人と怒るポイントがずれていた事が特に大きかったです。
彼の最大限の怒る要素・・それは、「自分の想定外or以上の事が起こった時」。
私の常習的な「なくす・忘れる・物覚えが悪い」というADHD行為は、想定内なので許されました。
そしてささえな事でも、自分の想定外or以上の事だと、「何故ここでこんなに怒る・・!?(ドン引き)」なのだろうが、ズレた私はすみませんと思いつつ忘れる・・。
そのお互いの感覚のズレで、理解ある彼くんは発達障害の私に結婚を申し込んでしまうのでした。
【外伝】